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刊行物案内

令和5度刊行(新刊)

次の報告書等を刊行し,頒布する予定ですのでご利用ください。なお注文の際の郵送料等については,調査室へお問い合わせください。

発掘調査報告書

書名 市町名 概要 頒価(円)
埋文報告
第91集
地頭分津ノ尾遺跡
地頭分津ノ尾第2~5号古墳
福山市
  • 古墳時代中期に営まれた小規模古墳群である。いずれも円墳で、埋葬施設は削平を受けて不明な第5号古墳を除き、第2号古墳は箱式石棺、第3号古墳はおそらく箱形木棺、第4号古墳は粘土槨を備えた割竹形木棺であった。第2号古墳石棺内からは男性人骨1体分が出土し、棺外には鉄剣1、鉄鎌1が副葬されていた。
  • この他、遺構は不明ながら縄文、平安、鎌倉、戦国、江戸の各時代における活動痕跡を窺うことができる。
900
(送料別)
埋文報告
第92集
亀居城関連遺跡(2) 大竹市 亀居城関連遺跡は、亀居城跡妙見丸の山麓に位置する近世の町屋跡である。第3次・4次調査で西国街道及び亀居城築城時の石垣・石列、町屋に伴うと思われる石垣等を検出し、これらに伴って多量の陶磁器類をはじめとする遺物が出土した。これらの状況は文献資料や絵図の記述と概ね一致しており、近世における街道や町屋の変遷を示す資料を提供できた。 1,800
(送料別)
埋文報告
第93集
城ノ本遺跡 竹原市
  • 本遺跡は形成・存続時期は15世紀中頃~末と考えられる。遺構及び遺物の内容などから屋敷(居館)の可能性が指摘でき、隣接する広島県史跡木村城跡との密接な関係が窺える。
  • 貿易陶磁器(青磁・白磁・青花)、茶道具(三耳壺・風炉・天目椀)等の奢侈品が一括廃棄土坑等から多数出土している点や、京都系土師器・碁石・硯等の城館遺跡に特徴的な遺物が目立つ点が注目される。
900
(送料別)

活動報告

書名 概要 頒価(円)
第12集 令和4年度「ひろしまの遺跡を語る」
ひろしまの遺跡2022-報告と講演
大阪大学大学院教授福永伸哉さんによる講演「ヤマト政権の成立過程と三角縁神獣鏡」と、令和4年度に当事業団が調査した遺跡についての発掘調査報告の全記録。 600
(送料別)
年報20 令和4年度における当調査室の実施した事業概要のまとめ。