これはなんだろう?何につかっていたのかな? |
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上からみると | 横からみると |
大きさは直径22.3cm,高さ14.3cmです。 |
ヒント 横から見ると,中央がくびれていて,上と下の両端は口が大きくあいている。 |
答え 鼓形器台(つづみがたきだい)と呼ばれる物置き台です。 |
![]() 弥生時代から古墳時代にかけて,山陰地方の遺跡を中心に発見されていますが,広島県内では,庄原市平和町竜王堂(りゅうおうどう)遺跡や世羅郡世羅町龍玉山2号遺跡など弥生時代の終り頃から古墳時代の初め頃にかけての時期の遺跡からだけ出土しています。 土器のなかではちょっと変わった形をしていますが,その多くは丸い壺などをのせる台として,祭りやお供えをする時などに使われていたと考えられます。 |
![]() 上に壺をのせた状態の鼓形器台 |